住宅メーカーが建築した建物の
新しいものさし、スムストック。

これまで、中古住宅には、その建物価値を明確に評価する仕組みがありませんでした。
主体は土地であり、建物は付録、そうした考えが長く中古住宅の常識でした。しかし、それでは住宅メーカーの注文住宅も、一般的な建売住宅も同列に扱われてしまい、住宅の性能を評価に反映することなどできません。
きちんと点検・手入れされ、 耐震性能や断熱性能が高い家は、やはり価値があります。そうでないものとの違いを明確にするべきです。スムストックは、そこまで踏み込んで説明できる仕組みです。技術的にわからない点があれば、技術担当者に聞いてきちんとお答えできる環境も、住宅メーカーならではの強みだと思います。これからの中古住宅流通のあり方を変える手法といえるのではないでしょうか。

スムストック住宅販売士が、建物本来の価値を見極め。

通常の査定との差をお話しますと、スムストックの査定というのは、建物に対するチェック項目が多くございます。ひとつひとつの項目が、建物をきちんと正しく評価ためには不可欠なものです。
これを行うのが私たちスムストック住宅販売士なのですが、その資格には宅地建物取引士であることは大前提として、各社の建物の知識、基本構造、保証内容、メンテナンスの内容に精通し、住生活基本法の基本理念などへの深い理解が求められます。さらに５年間に２回以上の更新講習の受講が義務づけられていているほか、査定時点検での建物点検方法や判定基準など、技術的スキル向上にも努めています。

三井ホームの家ならではの満足を、売主様へ、買主様へ。

私がお客様によくお話させていただくのは、「三井ホームの家を建築したということは、クルマでいえば一流ブランドの高級車を購入したのと同じ」ということです。メンテナンスをきちんとしておけば、住んでいる時の満足はもちろん、手放す時も一定の価値が認められる。三井ホームで建てられた家は、資産価値を保つための過去のメンテナンスが住宅履歴として残るので、もし手放さなければならなくなった際にも、適正な評価が得られます。
メーカーのアフターメンテナンスは建物に対して提供されるため、買主様には三井ホームの建物の安心感、性能も含め、継承していただけます。そのため、構造躯体に関わるような大規模なリフォーム工事は、必ず三井ホームで、とお願いしています。耐震性や保証に影響する場合がありますから。リスクについてもきちんとご説明することは、プロとしての責務と考えています。

また、その住宅を新築された当時、売主様がこだわられた点など、三井ホームグループならではの知識・スペックを買主様にお話することができます。リフォームも含め、トータルで依頼していただければ、お客様の満足度が上がる、私はそう信じています。

スムストックのさらなる普及・拡大を。

私たちスムストック住宅販売士の役割は、売主様の気持ちの代弁者であり、買主様の知らないことを、いいことも悪いことも含め誠実にお知らせする伝達者です。
三井ホームの中古住宅を安心して購入していただきたいですし、需要が増えて売主様のご期待に少しでも報いることができれればと考えています。つまり、物件のパフォーマンスの最大化です。三井ホームの新築の営業担当者への提案や、営業所での勉強会などを通じ、より一層、スムストックの拡大をはかっていきたいと思います。

弊社におけるスムストックの取り扱いは東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県となっております。他のエリアはグループ会社である三井 ホーム株式会社にて対応いたします。
前記のエリアの中でも対応できない場合もございます。また、物件状況やエリアなどにより スムストック査定とならない場合がありま す。あらかじめご了承ください。